2023.04.22 12:00第16章 02一方、その頃カルセドニーは。霧深い森の中、一本だけ生えている源泉石柱を採ろうとしている護。駿河とカルロスが護の背後に立ってその様子を見ている。石柱は、護の腰の高さ程でそれなりの太さがある。その平らなてっぺんを触っていた護は、屈んで側面をコンコンと叩き、傍らに置いた白石斧を取って刃...
2023.04.20 12:00第16章 01暫く後。5隻の採掘船は死然雲海に入り、アンバーを先頭にシトリン、レッド、ブルー、黒船の順に一列に並んで飛んでいる。ブルーのブリッジ前の通路ではプチお茶会が開かれていた。ジェッソや何人かのメンバーがお茶の入ったマグカップを手に持って時々飲みながら話をしている。メイがお菓子を入れたバ...